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ナレッジの書き方と設計

ナレッジの書き方と設計

専門家(オーナー)がエージェントに教えるナレッジを、検索されやすく・回答に使われやすく・長くメンテしやすい 形で書くためのガイドです。画面操作の詳細は「ナレッジエディターの使い方」「ナレッジ一覧とインポート」を参照してください。

基本方針

方針 説明
1 ナレッジ = 1 テーマ 1 ページに複数の独立したトピックを詰め込まない。別テーマは別ナレッジに分ける
見出しで区切る セクション(## 見出し)単位で内容を整理する。長い段落は分割する
事実と手順を分ける 「とは何か」と「どう操作するか」を同じ見出しに混ぜない
陳腐化を想定する 日付・バージョン・「現在」「最新」など時間依存の表現は、更新しやすい箇所にまとめる

iknow.dev の運用サイクルは 一覧で全体把握 → エディターで内容確認 → チャットで届ける です。最初から読みやすい構造にしておくと、後のメンテナンスが楽になります。チャットで効かないときの切り分けは No.5.9 を参照。

No(章・節・項番号)の付け方

ナレッジ一覧の 既定の並び順 は No 昇順です(例: 11.11.22)。

ルール 内容
形式 ドット区切り数字(例 1.2.3)。最大 5 階層 / 20 文字
用途 マニュアル体系・手順書の章立てに向く
省略 関連性がタグやリンクで足りるなら No は空でもよい

例(iknow Navigator): 大分類 1.x ナビゲーション → 2.x 基礎 → 3.x エージェント一覧・チャット履歴・利用分析・アカウント設定 → … のように、カテゴリ.連番 で体系化する(No.0 目次参照)。

タグと関連ナレッジの使い分け

タグ 関連ナレッジ
意味 カテゴリ(このページはどの分野か) 特定ページ同士の関係(相互参照・派生・詳細版)
マイページ, チャット, MCP 「はじめかた」と「エージェント一覧」(No.3.1)
付け方 エディターのタグ行、または一覧の一括タグ設定 エディターの「関連ナレッジ」ボタン、または MCP からリンク
検索 一覧のタグ絞り込み(AND 条件) エディター右ドロワー・MCP get-knowledgelinks

タグで「A と B が関連」と表現しようとしないでください。特定のナレッジ同士 が関連するときは 関連ナレッジリンク を使います。

本文形式:Markdown とテーブル形式 JSON

形式 向いている内容 編集方法
Markdown 説明文、手順、FAQ、概念 エディターのセクション編集(Editor.js)
テーブル形式 JSON 列が固定された表データ(一覧、早見表、数値データ) 表形式エディタ

Markdown の制約

制約 内容
本文上限(手動保存・文字数) 262,144 文字(画面エディター・REST API。超過時はバリデーションエラー)
本文上限(手動保存・トークン) 80,000 トークン(既定。画面・REST・MCP 共通。超過時はバリデーションエラー)
本文上限(インポート) 約 80,000 トークン超は別ナレッジへ自動分割(保存エラーにはならない)
HTML 禁止 HTML タグは使えない
見出しチャンク 内部では見出し単位で約 8,000 トークン前後に分割(検索用)。見出しを小さく区切る と検索精度が上がる

テーブル形式 JSON の書き方

本文全体を 配列の配列 で書きます。1 行目がヘッダー、2 行目以降がデータです。

[
  ["項目", "内容"],
  ["上限", "262,144 文字"]
]

チャット回答向けの拡張記法

エージェントの回答は Markdown です。ナレッジ本文に次の 専用コードブロック を書いておくと、チャットでも同様に描画されます。

コードブロック 用途
mermaid フローチャート、シーケンス図、ER 図 など
chart パイ・棒・折れ線・ドーナツ・レーダーチャート
gantt ガントチャート
json 配列の配列ならテーブル表示

手順や関係性は 表 + 箇条書き、流れは mermaid、数値比較は chart — 用途に応じて使い分けると回答が読みやすくなります。

新規ナレッジ作成の流れ

  1. 既存を確認 — 同テーマのナレッジがないか、一覧の検索または MCP の search-knowledge で探す(あれば追記・更新の方がよい)
  2. 一覧の「新規」 — 初期本文はエージェントの テンプレート から作られる(「エージェント設計(プロンプト・テンプレート)」参照)
  3. タイトル・No・タグ — 一覧で見つけやすい名前とカテゴリを付ける
  4. セクションを書く — 見出し単位で本文を追加
  5. 関連ナレッジをリンク — 本文中で参照する他ページと相互リンク

インポートとの使い分け

やりたいこと おすすめ
ゼロから書く エディターで新規作成
既存 Markdown / 社内ドキュメントを取り込む 一覧のインポート(ファイル / GitHub / Qiita / Web URL)
IDE 内でコードを見ながら書く MCP(Cursor / Claude)

インポート後も、No・タグ・関連ナレッジの整理はエディターまたは MCP で行ってください。