パブリックとプライベートの選び方 — 画面遷移の違い
パブリックとプライベートの選び方 — 画面遷移の違い
エージェントの 公開範囲(パブリック / プライベート)は、誰がどの URL から何をできるかに直結します。オーナーが設定を決めるときの判断材料と、利用者が体験する画面の違いをまとめます。
権限の詳細表は「用語と権限」(No.2.2)、設計の考え方は「エージェント設計」(No.6.1)。
一覧比較
| 項目 | パブリック | プライベート |
|---|---|---|
| 未ログインでのチャット閲覧 | 可 | 不可(return_url でログイン導線) |
| 未ログインでの質問送信 | iknow Navigator のみ 例外。他はログイン必須 | 不可 |
| 未ログインでのナレッジ閲覧 | 可(閲覧専用) | 不可 |
| メンバーの追加 | 認証済み Expert が 自己参加 可 | オーナーの招待のみ |
| N:N 招待・メンション | パブリックのみ招待可 | 招待不可 |
MCP 匿名読取(/mcp/public/{code}) |
可 | 404(OAuth 必須) |
| ナレッジ添付の未ログイン閲覧 | 可 | 403 |
オーナー: どちらを選ぶか
| 選ぶべき | 用途 |
|---|---|
| パブリック | 不特定多数に公開したい専門ナレッジ、コミュニティ参加を促したい、MCP 匿名読取を使いたい |
| プライベート | 社内限定・招待制、メンバーだけに閲覧・コメントさせたい、URL を知っていても外部から入れたくない |
設定場所: エージェント設定の公開設定(No.3.1・No.6.1)。
利用者: 画面遷移の違い
パブリックにアクセスしたとき
- 未ログインでも
/chat/.../knowledge/...を 閲覧 できる - 質問・編集・インポートにはログイン+権限が必要
- エージェント一覧から 「追加」 で自己参加できる
- ショート URL(
/{agentCode}、例:https://iknow.dev/iknow-navigator)でもチャットアプリに直接アクセスできる。このパスは SEO 向けに OGP / JSON-LD が出力され、検索エンジン・SNS にインデックスされる
プライベートにアクセスしたとき
- 未ログイン → トップ
/?return_url=...へ - ログイン済みだが非メンバー → アクセス拒否(チャット等への導線表示)
- メンバー → 閲覧・チャット・コメント(編集はオーナーのみ)
- 再参加はオーナー招待が必要(一度退出した場合)
公開範囲を変更したあと
- パブリック → プライベート: 未ログイン閲覧者・匿名 MCP 接続が使えなくなる
- プライベート → パブリック: 自己参加・匿名閲覧が可能になる(メンバー管理は別途検討)
- エージェントコード変更時は URL も新コードに切り替わる(No.8.1)
「構成の継承」との関係
継承元の公開範囲によって継承先の公開設定が制約されます(プライベート継承元 → 継承先もプライベート必須。パブリック継承元 → 継承先は自由に選択可)。詳細は No.6.6 を参照。